はじめてのコンタクトレンズ
当院ではコンタクトレンズの処方箋のみの発行は行っておりません。
コンタクトレンズ購入毎に検査・診察を受けていただいております。
コンタクトレンズ購入の流れ
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- 検査・診察
- (説明と検査)
コンタクトレンズの種類を決めていただき、検査と診察を行います。
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- 装用練習
- スタッフ指導のもと、着け外しの練習、取り扱い説明を行います。
ご自身で装用できるようになれば、自宅にてトライアルが可能になります。
30分~1時間で装脱ができなければ、後日練習となります。
承諾書にサインが必要ですので、未成年の方は保護者同伴でお願いします。
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- 自宅にてトライアル
- 実際に普段の生活にコンタクトレンズを取り入れて、つけ心地や見え方、レンズの取り扱いを確認します。
※1日使い捨てのレンズなら3枚まで、2週間レンズなら1週間のトライアルになります。
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- 購入時検査
- 日常生活を問題なく過ごすことができ、再度、検査・診察を行った後問題なければ購入をします。
※購入する又種類を変更される際は検査が必要です。
※トライアル中のレンズがあればつけてきていただけるようお願いします。
※メルスプランの方は入会手続きを行います(ご自宅で事前登録を済ませて来院してください)
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- 定期検査
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初回の1年間は3ヶ月毎に受診します。レンズを適切に使用できているか定期検査は欠かせません。
※2年目以降は眼の状態を確認し、コンタクトレンズでのトラブルがなければ、最大6ヶ月分までの処方が可能です。
眼のトラブルの早期発見やレンズの状態を確認するためにも定期検査は必ず受けましょう。
※初回1年は最大3ヶ月分までの処方となります。
コンタクトレンズの種類
コンタクトレンズショップ
コンタクトレンズのトラブル
眼科を受診せず、ネットでコンタクトレンズを購入された方の眼障害のトラブルが増加しております。コンタクトレンズは視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズも含めて医療機器(高度管理医療機器)です。適正に使用しなければ眼障害を引き起こす可能性があり、実際に事故も起こっています。重篤な眼障害を引き起こさないためにも、コンタクトレンズを使用する場合は、以下の点に注意しましょう。
- (1)コンタクトレンズを購入する際はまず眼科医を受診し、自分の眼に合ったサイズ、大きさのコンタクトレンズを処方してもらい、定期検診を受けましょう。
- (2)コンタクトレンズの取り扱いを守り、適切なレンズケアを行いましょう。
- (3)目の充血や異物感、痛み、まぶしさ、かゆみなどの異常を感じたら、すぐにレンズを目から外し、直ちに眼科医に相談しましょう。
コンタクトレンズによる眼障害の原因 | |
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1.コンタクトレンズの汚れ | 57% |
2.処方後のフォローアップ不適 | 36% |
3.こすり洗いをしていない | 32% |
4.長時間装用 | 23% |
5.処方が不適 | 22% |
6.説明、指導不適 | 22% |
7.コンタクトレンズのキズ | 11% |
8.コンタクトレンズの変形 | 5% |
多施設調査 246件
(複数回答あり)
「正しいレンズケア」糸井素純(糸井眼科医院)
日コレ誌42補遺:S39-S43,2000より抜粋