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当院では待ち時間短縮のために、予約診察を行っています。
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〒794-0015 愛媛県今治市常盤町5丁目3-9

午前
午後手術手術3:30~
第2第4
3:30まで

診療時間/休診日

午前 9:00~11:30午後 2:00~5:30

  • 火曜、木曜日午後は手術の為、休診。
  • 水曜日の午前中は医師2名です。
  • △金曜日の午後の診察は3:30から
  • ※第2・4土曜日は午後3:30まで、
    第1.第3.第5土曜日は午後休診。
  • 日曜・祝日休診

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白内障

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白内障手術予約は現在1か月~2ヵ月待ちとなっております。

白内障とは

濁り方によって症状はさまざまですが、メガネをかけても見えにくい、かすみ、ダブってみえる、まぶしいなどの症状があります。

白内障は日常で不便を感じていないのであれば、手術を急ぐ必要はありません。「白内障で見えにくい」「日常生活で不便を感じる」「運転免許の更新ができない」などの不自由が生じてきたときが手術時期になります。
まれに眼の状態のよっては早めに手術をお勧めする場合もあります。

白内障手術と合併症

白内障手術

フェムトセカンドレーザー(FLACS)を用いる事なく、正確な角膜の切開、瞳孔径の大きさや水晶体を支えているヒモの強度によって前嚢切開の大きさを決定し正円に切開できる技術、眼に負担をかけない核の分割方法(プレチョップ法)で手術時間は8分以内です。

プレチョップ法

硬くなった水晶体の核をあらかじめ2分割、4分割、6分割、8分割にしてから超音波をかける方法で、超音波をかける時間の短縮、手術中の後嚢(こうのう)破損のリスクを軽減、眼に負担をかけない安全性の高い手術を提供しています。

(正岡氏プレチョッパーコンバイン、正岡氏核サスティナーを使用)

手術合併症

当院では、高度な技術と最新の設備で、安全性の高い手術を受けられるよう、また受けられる方全員にご満足していただけるように細心の注意をはらって、最大限の努力をしておりますが、手術は100%安全ではなく、手術による合併症を避けることはどの術者にもできません。眼の状態によって手術中・手術後に起こりうる合併症があります。

手術中の合併症

白内障手術は眼球の中に潅流液を流し、眼球の内圧を一定に保ちながら手術していますが、器具を抜いた時に眼内圧が急激に下がることがあり、眼球内で出血を起こすことがあります。眼底の調子の悪い方・糖尿病・強い動脈硬化のある方・出血性の疾患のある方・強度近視などで網膜が弱っている方にこの駆逐性出血が起こりやすく、特に高齢者の方に多いと言われています。現在の手術は手術創がとても小さく、眼球内圧の安定を図りながら手術しているので駆逐性出血の発症は少なくなりましたが、皆無ではありません。この出血が起こりうると手術を中止したり、後日再手術になったり、最悪の場合失明してしまうこともあります。
水晶体を支えているヒモ(チン小帯)が弱く、手術中に切れることがあります。この断裂が起こりうると水晶体のふくろが小さくなって眼内レンズを挿入できない場合もあります。
ヒモが弱ければレンズを入れるために特殊なリングを使って手術しますが、広範囲に断裂が起こりうるとレンズが挿入できない場合もあります。また、レンズを眼内に縫い付ける手術(縫着術)に切り替える場合もあります。
眼内レンズを挿入するために残しておく水晶体囊(袋)がなんらかの原因で破れることがあります。小さな破のうは問題なくレンズが入る場合が多いですが、大きな破のうが起こりうると予定した眼内レンズが挿入できない場合もあります。レンズを挿入するためにレンズを縫い付ける手術(縫着術)に切り替えることもあります。この場合手術時間が長くなります。破のうの発生率は約2~3%といわれていますが、当院は0.66%(令和3年)です。
手術中に何らかの原因で水晶体の後嚢が破損して大きな亀裂が生じたり、チン氏帯断裂が生じて水晶体の支えがなくなったりすると水晶体核が網膜上に落下する場合があります。この合併症の頻度は3,000例から4,000例に1例くらいです。小さい核は自然に吸収される場合もあり問題ないのですが、大きいと溶けて眼圧が上がったり、炎症が起こったりして視力が下がることもあります。大きな核が落下した場合は数日中に硝子体手術を行って落下した水晶体核を除去する必要があります。
他科で処方されている内服薬(前立腺薬)の副作用で手術に影響を与える薬もあります。
服用されている方の中には、手術中に拡げている虹彩の緊張が低下し、小さくなったりゆらゆら動いたりして手術が困難になる場合があり、またそれ以外にも色々な手術時の合併症が起こりうる可能性もあります。服用されていることをあらかじめ申告していただいていると、虹彩の動きに注意して手術をすることができます。

上記のいずれかの手術中の合併症において硝子体手術が必要と判断した場合には後日専門医のいる病院にご紹介させていただき再手術が必要になることもございます。

手術後の合併症

麻酔が切れるとしばらくは違和感や異物感が続いたり、目薬をさすとしみる感じがしたりすることはあります。また手術直後は白目から出血し、白目が赤くなることがありますが、見え方に影響はなく10日~1カ月程で自然に消失します。

手術創口から細菌が眼内に入り、繁殖することを感染といいます。糖尿病や抵抗力の落ちた方では稀に起こすことがあり、手術件数2500例に1例に感染が起こりうると言われています。また、最悪の場合は失明してしまうこともあります。手術後、きちんと注意を守り指示通り点眼し、定期検査を受けていれば問題になることはほとんどありませんが、眼痛・充血・急激な視力低下などがあればすぐに受診してください。
術後、炎症のために角膜が腫れたり、眼圧が上がったりしてしばらく見えにくい場合がありますが医師の指示に従って点眼していれば、3、4日で回復しますので心配いりません。
緑内障の既往のある方、PE(水晶体偽落屑症候群)のある方は白内障手術後に眼圧が上がることが高頻度にあります。また、それらの疾患がなくても眼圧が上がることもあり、手術後に眼圧を下げる処置が必要になる場合もあります。それでも眼圧が下がらず、眼圧を下げるために追加の処置・手術が必要になる場合もあります。眼圧が上昇することは手術後の視力回復にも少なからず影響はあります。
眼内レンズは一種のプラスティックレンズです。そのため、眼内に入る光が反射され、見ている物体の周囲に輪がかかって見えたり(ハロー)、光が長く伸びて眩しく見えたり(グレア)、弓状・放射状の光(エッジグレア)が見えたりすることがあります。しばらくすると気にならなくなる方がほとんどですので心配ありません。 また、色の見え方が変わったり、日中も眩しかったりなどの症状が出たりすることもありますが、だんだん気にならなくなりますのでとくに処置はありません。現在の眼内レンズは紫外線カット・着色のレンズになっていますので、サングラスが必ず必要というわけではありませんが、眩しさ対策としてかけていただいても問題ありません。
手術後数か月から数年経って眼内レンズを支える膜(後嚢:こうのう)が濁り、見えにくくなります。白内障の手術をした方はどなたも起こりうることで心配なことではありません。この場合はYAGレーザーという器械で濁った後嚢(こうのう)を破る手術をします。この手術は外来にて短時間で行うことができ、痛みもなく翌日から視力は回復します。
手術後、定期的に受診されることをお勧めします。

白内障以外に疾患があると手術をしても視力が出にくい場合があります。また手術前の眼の状態によっては角膜内皮減少による水疱性角膜炎、黄斑浮腫、ぶどう膜炎などを合併することがあり追加で治療が必要になることもあります。

眼内レンズについて

眼内レンズには単焦点レンズと多焦点レンズの2種類があります。

あなたのライフスタイルに合った眼内レンズを一緒に選択していきましょう

ライフスタイルに合わせた
『眼内レンズ』の選び方(例)

*多焦点眼内レンズでは、見え方に慣れるまで時間がかかることがあります。また、ピントの合いにくい距離を見るときや小さな字を見るときはメガネが必要になることがあります。

単焦点眼内レンズとは

遠く、近く、中間のいずれか一つにピントが合うレンズです。ピントが合う箇所以外はメガネが必要になります。

生活の中でどの距離の作業を長くしているか、現在どの作業のときにメガネをかけているかなどを教えていただき、メガネをかけないで見たい距離を遠く、中間、近くの中からご相談の上で決めています。

多焦点眼内レンズとは

複数にピントが合うレンズのことです。選定療養の対象になります。

多焦点眼内レンズを使用する白内障手術を受ける場合、当院では選定療養の費用として、通常の診療費とは別にレンズ代をご負担いただきます。

選定療養とは、患者さんご自身が選択して受ける追加的な医療サービスで、その分の費用は全額自己負担となります。令和2年4月より、術後の眼鏡装用率の軽減を目的とした多焦点眼内レンズを使用する白内障手術は、厚生労働省が定める選定療養の対象となりました。
当院は多焦点眼内レンズの白内障手術を行う医療機関として届出をしています。多焦点眼内レンズをご希望される患者様には詳細をご説明いたします。

多焦点眼内レンズは進行した白内障以外に眼の疾患がなく「夜間の運転が少ない方」「色を扱う職業でない方(花屋、精肉店、画家、歯科医師)」、「脳の認知機能・判断能力が低下していない年齢の方」でメガネをかける頻度を減らしたい方に適しています。当院では多焦点眼内レンズをご希望の方には手術前に適応検査を受けていただき、多焦点眼内レンズ特有の副症状が強くなることがあらかじめ予測される方にはお勧めしておりません。

多焦点レンズの副症状

レンズの構造上、夜間や薄暗い場所で、信号・街灯・対向車のライトが膨張してみえたり(ハロー)、ぎらついてまぶしくみえたり(グレア、スターバースト)が単焦点眼内レンズよりも強く感じます。まぶしさの種類や程度はレンズの種類によって異なります。
若い頃のようにすべての距離が見やすくなるわけではありません。単焦点レンズに比べてメガネなしで近くは見やすくなりますが、焦点が合う距離は限られています。自分の見たい距離で見えないときや辞書などの行の詰まった細かい字を長時間みる方はメガネが必要になります。
レンズの構造が特殊なため、手術後眼の状態に問題がなくても「薄い膜がはったようにみえる」「ぼやける」「かすむ」などの症状が出ることもあります。時間の経過で症状が軽減されることもあります。
濁った水晶体から新たな眼内レンズに変わり、眼でとらえたものが網膜上に像がうつり、脳に情報が伝達されるようになります。多焦点レンズの場合は焦点が合う箇所が複数あるため網膜上の像が脳に情報が伝わるまで慣れるのに時間がかかることがあり、眼の状態に問題がなくても視力の回復が得られないことがあります。両眼の手術を終え、新しい見え方に脳が慣れてくると時間の経過で視力が回復してくることもあります。これは多焦点眼内レンズに限らず、単焦点眼内レンズでも時々あります。

手術後快適な視生活を送っていただくためには、スタッフへ具体的にあなたの日常生活の内容や趣味などを伝えていただくことが大切です。
眼内レンズは現在発展途中で若いころの水晶体に優る眼内レンズは残念ながら存在はしませんが、眼内レンズの種類は多様化しています。手術前の検査、手術前の生活の聞き取りや手術後の見え方のご希望に沿って眼内レンズの種類を決めるようになります。
選定療養の多焦点レンズの場合はご相談の上でレンズの種類を一緒に決定しますが、保険適応の単焦点眼内レンズについては取り扱いのある種類の中から、一人ひとりの眼の状態に合うよう医師が最終決定するようになります。

[お問い合わせ・診療予約]

当院では待ち時間短縮のために、予約診察を行っています。
電話での予約は、希望日の前日までに(休診日は除く)ご連絡ください。

tel.0898-25-8000

予約優先 (電話予約対応時間 9時~診療時間内)
手術日は診療時間が変更になることがあります。
休診の場合は留守番電話になっておりますので改めてご連絡ください。

〒794-0015 愛媛県今治市常盤町5丁目3−9

午前
午後手術手術3:30~
第2第4
3:30まで

【多焦点眼内レンズ取り扱い施設】

診療時間/休診日

午前 9:00~11:30午後 2:00~5:30

  • 火曜、木曜日午後は手術の為、休診。
  • 水曜日の午前中は医師2名です。
  • △金曜日の午後の診察は3:30から
  • ※第2・4土曜日は午後3:30まで、
    第1.第3.第5土曜日は午後休診。
  • 日曜・祝日休診

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